GX人材を目指す!学生・社会人のための学習情報~グリーンでサステナブルなリカレント/リスキリング/学び直し~2022年8月

学習情報

人生100年時代、これまでの働き方に大きな変革が起きつつあります。「今の会社や仕事を真面目に続けていれば、この先ずっと安泰」の時代は終わりました。一人ひとりが積極的にリスキリング(学び直し)に取組んで、自らのキャリアの可能性を広げ、新しい価値を生み出していく姿が求められています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が叫ばれて久しいですが、脱炭素化を実現するための社会変革であるグリーントランスフォーメーション「GX」が新たなキャリアのキーワードとなっています。ESG、サステイナビリティ、気候変動、生物多様性、SDGsなど、今注目のGXテーマに関する新たな知識やスキルが身につく学習情報を毎月掲載しています。

一日から参加できる単発の大学のリカレント講座や民間企業、団体が主催するセミナー、イベント情報の中から、特に個人の知識・スキル習得に繋がり持続可能なキャリアシフトに繋がるおススメのプログラムを厳選しています。参加方法やコスト面などの学びやすさも重視していますので興味のあるプログラムに是非参加してみてください。体験談もお待ちしています。

※申込みやお問い合わせは各主催団体のホームページへお願いします。

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8月の注目・おススメのプログラム

8/26 気候変動だけじゃない!様々な自然資本のサステナビリティの対応方針

プログラム 気候変動だけじゃない!様々な自然資本のサステナビリティの対応方針
概要現在、世界中で気候変動への対応が急務となっており、
民間企業や行政などではSBTやTCFDなどのグローバルなイニシアチブや
ガイドラインに則って温室効果ガス排出量の評価や対策の検討が進められています。
一方で、気候変動や社会・経済的な変化によって、水資源や生物多様性、
海洋環境などの自然資本に関する状況も刻一刻と変化していますが、
それらを評価する方法や目標設定の方法は国際的な機関などによって
議論されている最中であり、企業は今できる取組みから始めることが求められています。

しかし、様々な自然資本への対応について、何をどのように始めたらよいか、
既に進めている取組みは正しい方向に向かっているのかなどと迷われている方も
多いかと思います。
そこで、今回のセミナーでは、気候変動以外の自然資本への影響把握や
目標の設定について、グローバルで検討されている内容も交えながら、
本質的にどのように検討していくべきかについて解説いたします。

また、併せて当社のサステナビリティの各分野に関する支援サービスについても
紹介いたします。

こんな課題を持つ方におすすめです
■気候変動以外のサステナビリティ分野に取組む際の考え方がわからない
■各種自然資本に関する本質的なマネジメント方針について把握したい
■まずは何から準備し、取組めばいいのかわからない
 など、自然資本への対応方針についてお悩みの方

【タイムテーブル】
11:00~11:05 主催者挨拶
        八千代エンジニヤリング株式会社 岡田 和也
11:05~11:30 「気候変動だけじゃない!様々な自然資本のサステナビリティの対応方針」
        様々な自然資本への対応に向けた本質的な考え方や対応方針について
        解説いたします。
        八千代エンジニヤリング株式会社 岡田 和也
11:30~11:35 休憩
11:35~11:50 質疑応答
日時  8月26日 (金)  11:00 ~ 11:50
主催八千代エンジニヤリング株式会社
形式オンライン
費用無料
申込URL https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2022/07/post_661.html

8/26 脱炭素社会で活きる! IT人材の可能性「テクノロジー×脱炭素」トークセッション

プログラム 脱炭素社会で活きる! IT人材の可能性「テクノロジー×脱炭素」トークセッション
概要世界を見渡すと気候変動対策、その中でも特に「脱炭素」をキーワードに、
様々な技術開発や取り組みが行われています。
脱炭素社会実現のためにもDXの実現は欠かせない状況です。
脱炭素に貢献するITソリューションは、大手・中小・ベンチャーを問わず
リリースされており、IT人材の活躍のフィールドが、グリーンジョブの
領域でもますます広がっています。
各国政府の政策やESG投資をはじめとする金融・経済界の動きも、
企業の脱炭素の取り組みを後押ししており、2050年の脱炭素社会に向けて、
大きな社会変革が始まろうとしています。
今この好機に、最先端のグリーンジョブの専門人材にチャレンジすることは、
長期的に発展するこの流れに乗るための絶好のチャンスといえます。

今回は、グリーンインフラ・サーキュラーエコノミーそれぞれの領域で
ITソリューションを提供している応用技術株式会社・ 株式会社JEMSの方を
ゲスト講師に迎え、脱炭素社会に向けたIT利活用の事例・今後の課題や展望、
そしてIT人材の担うべき役割をトークセッションの形式でお話しいただきます。

・グリーンインフラ/サーキュラーエコノミー各業界での
 テクノロジー×脱炭素の取り組み事例
・脱炭素社会に向けてゲスト企業が感じる課題
・今後の脱炭素社会達成に向けた必要な技術や人材像について

【講師情報】
応用技術株式会社
事業戦略本部 カスタマーサクセスエグゼクティブ
近藤 伸一 Kondo Shinichi
工学部 建築学科卒業
ゼネコン、マンションデベロッパー、建築構造設計事務所、
外資系CADメーカーを経て2016年より現職。
建物ライフサイクルの全般を実務で実践し、2次元CADから3次元CADへの
技術革新時にIT業界側から建設業界をサポート。
現在はお客様の要望をIT活用で実現する「カスタマーサポートエグゼクティブ」
としてコンサルティング業務に従事

株式会社JEMS
社長室 室長
粟井 洋和 Awai Hirokazu
1999年7月大学卒業後、外資系コンサルティング会社へ入社。
コンサルタントとして大手製造業向けグローバルSCMシステム導入、
生産管理BPR等、多数プロジェクトに従事。通信・ハイテク本部 
シニアマネジャーを務めた。
2010年3月株式会社JEMSへ入社 現在は社長室 室長。
環境業界に特化したITシステム/サービスの企画・事業立ち上げに数多く従事。
日時  8月26日(金) 19:00〜20 :00
主催株式会社グレイス
一般社団法人サステイナビリティ人材開発機構
形式オンライン
費用無料
申込URLhttps://greenjobs.ecoriku.jp/seminar/20220826/

8/27 ネットゼロに向けたESG投資と企業経営SDGsの実現のためのマネーと企業の役割

プログラム ネットゼロに向けたESG投資と企業経営
SDGsの実現のためのマネーと企業の役割
概要<目標>
・2015年のパリ協定以降、世界ではネットゼロにむけて大きく変化が起きているので、
 その潮流を理解する。
・ネットゼロの実現に必要なESG投資の特徴や性質、課題についての理解を深める。
・ESG経営として企業に求められる改革について理解を深める。

<講義>
90分×4回の授業の内、前半はSDGsやESGが世界で注目されるようになった
背景について解説する。SDGs、パリ協定、国連のグローバルコンパクト、
IPCCの1.5℃特別報告書、TCFDによる企業の気候変動に関する開示ガイドライン、
国連責任投資原則の策定など主要な動きとともに、世界でリーダー的な存在感を発揮する
欧州連合(EU)の動きについて解説する。
後半は、ESG投資の特徴と動向について、主要な担い手、狙い、ファイナンスの規模、
さらなる市場の拡大のために必要な課題について解説する。
さらに、ESGの観点で企業に期待される経営変革とくにネットゼロの実現に向けて
必要な行動などについて解説する。

ESG投資またはサステナブル投資(責任投資)とは
ESG投資の由来、主要な担い手、サステナブル投資の種類、
サステナブルファイナンス市場の動向について解説する。
また市場の制約になっている課題についても説明する。
ESG経営とは企業がサステナブル経営をするために必要なアクションについて解説する。

【講師情報】
白井 さゆり
慶應義塾大学教授
元日本銀行政策委員会審議員。元国際通貨基金(IMF)エコノミスト。
世界の国際会議に出席し講演も実施。国内外メディアで、ESG投資、日本・世界経済、
国際金融、金融政策などを解説。ジャパンタイムズ紙へ寄稿。
日経電子版Think!エキスパートとしてニュースひとこと解説。
英語での書籍・論文も多数出版。
日時  8月27日(土)13:00~16:30
主催早稲田大学 エクステンションセンター
形式オンライン
費用ビジター価格 13,662円(全二回)
申込URLhttps://www.wuext.waseda.jp/course/detail/55728/

8/30 飛び恥?―サステナブルな航空輸送への道 ルールセッティングの国際競争

プログラム 飛び恥?―サステナブルな航空輸送への道
ルールセッティングの国際競争
概要飛行機を利用するのは、CO2排出量が大きく
環境に悪いので恥ずべきことであるとの主張(flight shame:飛び恥)が
欧米諸国等の一部に見られます。
地球温暖化の原因が人為的な活動によることが科学的に解明されつつある中、
持続可能な航空輸送とはどのようなもので、どのように達成すべきでしょうか?

また、2022年2月現在、コロナ禍において、航空業界、旅行業界、宿泊業界、
飲食業界などが大きな影響を受けて苦しんでいます。
最近になり、ワクチンや飲み薬など対応する手段も増え、
リベンジ消費に期待しつつ、ICTを使ってコンタクトレス・ビジネスモデルの
導入など、ウィズコロナ時代という新たな段階への模索も進んでいます。
航空輸送は、新たな段階において、コロナ以前と同じ内容・状況に戻ることを
目標とすべきでしょうか?
こうした議論の背景には、各国・地域における経済成長と
地球環境のバランスに関する考え方の違いに加えて、
将来における生活やビジネスの基盤となる共通ルールを
設定するための戦略的な競争がある点も忘れてはならないと思います。
国連・国際民間航空機関(ICAO)における新制度(CORSIA)も踏まえて、
上記の諸点をできるだけわかりやすく説明しながら、
我が国がどのように検討を進め、国際的な議論に参画すべきかについて、
皆様と一緒に考えたいと思います。

【講師情報】
日原 勝也(ひはら かつや)
東京都立大学 都市環境学部 教授

【プロフィール】
博士(経営学)。
筑波大学ビジネス科学研究科 博士後期課程 システムズマネジメント専攻修了。
Harvard University JFK School of Government 公共政策修士(MPP)。
国土交通省勤務、東京大学公共政策大学院特任教授等を経て、
2018年から首都大学東京(現:東京都立大学)・都市環境学部・観光科学科着任。
現在、航空、観光などの分野につき、経済学・経営学の手法で、
地球温暖化をめぐる先進国と途上国の利害対立、
ディジタルプラットフォーマーによる観光・交通分野における
新たなビジネスモデル、シェアリング・エコノミーなどの分析に取り組んでいる。
2015年以降、地球温暖化問題に関する
分野横断的な共同研究プロジェクトに参加し、
その成果として、Handbook of Climate Change Mitigation and Adaptation
第3版が第2版(2017年)に続き、2022年に出版される予定。
日時  8月30日(火) 18:00~19:30
主催東京都立大学 オープンユニバーシティ
形式オンライン
費用3,000円
申込URLhttps://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2221F006/

8/30 サステナビリティ情報開示を巡る最新動向

プログラム サステナビリティ情報開示を巡る最新動向
概要サステナビリティ情報開示を充実させるために必要な、
サスティナブルファイナンス/カーボンプライシング(カーボンニュートラル)/
ESGマネジメントについて最前線で活躍される専門家が最新動向を解説します。

<8/30講義内容>
・カーボンプライシングの形態
・排出権取引
・炭素税-炭素国境調整措置

【講師情報】
・柏原 岳人
横浜市立大学非常勤講師
横浜市立大学非常勤講師(ISO論)、税理士、ESG/SDGsコンサルタント、
環境報告書審査員
専門学校の税理士試験講座で財務諸表の教鞭をとり、
経営分析関連の講座を各地で歴任。
ISO審査機関と共にCSR報告書などの審査、
CSR/ESG/SDGsに基づくブランディング/情報開示、
ISO/CSRマネジメントを応用したコンサルティングを展開する。
環境経営学会正会員。
環境金融研究機構正会員

・村井 秀樹
日本大学商学部教授
日時  8/30(火) 18:00~20:00
主催横浜市立大学
形式ハイブリッド(対面・Zoomによるライブ配信)
費用6,600 円 (一般) 5,940 円 (卒業生) ※全3回
申込URLhttps://ssl.smart-academy.net/ycu/course/detail/410/
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