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本サイトは、年々注目の高まる環境問題気候変動エシカルSDGsなど「サステナブル」をテーマに働く人、これから働いてみたい人を応援するサステナブル×キャリアの情報を発信するサイトです。

「サステナブルなキャリア」について、業界経験者100名超の有志が集まり、サステナブルな仕事や資格、働く上でのやりがいや苦労、転職やキャリアアップのノウハウのほか、世の中には表だってなかなか出てこない給与など待遇面の事情など経験者だからこそ話せる情報を発信していきます。 このサイトを通して、サステナブルなキャリアを選択する人が1人でも多く増えてくれたら私たちは嬉しいです。

管理人プロフィール

あおみ 80年代生まれ 地方の理系大学(環境科学専攻)を卒建。建設コンサルタント会社で環境に関わる技術調査職から、社内のサステナビリティ推進など、環境問題、気候変動、サステナビリティに関わる業務を一通り経験。人事を経験したことから大手人材サービスに転職しキャリアコンサルタントとして独立。自分の経験も生かし、これまで2,000名以上のサステナブルな専門家とのキャリア面談を経験。

青木
青木

キャリアコンサルタントとして活動しながら、社会人が集まりサステナブルなキャリアを応援する情報サイト「サステナブル・インサイト」を運営しています。

運営体制

本サイトは、管理人あおみだけでなく、現役の環境コンサルタントやメーカーのESG担当者、再生可能エネルギー会社、環境分析技術者、ESG経営支援のコンサルタント、金融、公的研究機関の研究者などサステナビリティのプロフェッショナルが運営に関わることで、幅広い情報を提供できるようにしています。

いわゆるコミュニティサイトや勉強会とは異なり、これからサステナブルなキャリアをスタートしようとする大学生や若年層(20~30代)のキャリア支援を目的としたサイトです。

純粋に個人のキャリアに役立つ情報を紹介するため、企業・業界・仕事の裏側やネガティブな面までお伝えするため、参加メンバーも匿名性を基本としています。

青木
青木

若年層のキャリア支援のためにご自身の経験談をご提供いただけるサステナブルなキャリア経験者の方がいらっしゃいましたら、是非お力を御貸しください。 ご専門によっては執筆やご講演をお願いすることもございます。※問い合わせフォームよりご連絡お待ちしています。

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職場や仕事のサステナブルな変化に気づいていますか?

突然ですが、皆さんの職場で、以下のような変化はありませんでしたか?

  • 会社で使う電力を再生可能エネルギー由来に切り替えた
  • 社内の紙資料がほとんどなくなり、サーバーをクラウド化した
  • 社用車をハイブリッド車やEV(電気自動車)に買い替えた
  • 取引先や顧客から環境配慮や従業員の人権配慮に関する調査の要請があった
  • 経営コンサルタントとの契約(依頼業務)が増えた
  • 商品の販促やプロモーションにSDGsやエシカルの視点が意識されるようになった
  • 就活応募者がSDGsや働き方についてたくさん質問してくるようになった
  • 従業員の属性(国籍・性別・働く場所・働く時間・雇用形態)が多様化した
  • ESG推進部やSDGs室などの新しい部署が設立された
  • 社内のハラスメント研修が増えた ・働き方改革で残業時間への規制が厳しくなった

ごく一例ですが、これらは全てサステナビリティが起点となって起きた変化です。SDGs、気候変動、脱炭素・カーボンニュートラル、働き方改革やD&Iなど、世界中の国や企業がサステナブルな社会を目指すため、生き残りをかけて過去のビジネス慣習から大きな変革を起こそうと躍起になっています。

青木
青木

これ以外にも数えきれないほどの変化がビジネスの現場で起きています。逆にもし、上記の話題が一切ない仕事をしているようでしたら、その仕事あるいは会社は近い将来消失しているかもしれません・・・

サステナブルに対応できないリスク

今の時代、サステナビリティに対応できていないことのリスクは計り知れません。特にメーカーなどの事業会社では製品の生産から販売に至るまで、全ての工程において事業が停止してしまうほどのリスクを抱えています。

  • 原材料の高騰、資材が調達できず製品が生産できない
  • ESG情報が未熟なことで資金繰りが低迷
  • 気候変動対策を怠り風水害で工場が閉鎖、従業員の死傷
  • 既存の大手顧客の取引基準未達による失注
  • 従業員エンゲージメント低下による社員離職、採用難
  • エシカルを求める市場拡大による顧客離れ

一方で、グローバル企業を中心に、危機をチャンスに変え、気候変動を始めとした多くの危機的状況にあっても安定的な事業が継続できるよう、ビジネスモデルの変革を図り成長と安定を実現する企業も生まれています。所属する組織や仕事次第であなたのキャリアは今後大きく変わっていきます。

会社だけでなく個人でも対応できていないリスクは大きい

サステナビリティに全く対応していないことの危険性は企業だけでなく個人も同じです。

上記のようなサステナブルな変化についてあなたはどの程度理解していますか?

背景やゴールは?

開示・計測方法・実施主体は?

ステークホルダーは?予算は?実現のために必要なリソースは?

このサステナブルな流れに受け身のままでいるのか、何が起きていて自分にどう関わってくるのか理解できるかでは今後のキャリア人生が大きく変わります。

これらの問いに自然と答えられるようになれば、今後の不確実な時代の中でもリスクとチャンスを的確に捉えることができ、安心・安定のキャリアを選択できる可能性がぐっと高まっていきます。

サステナブル・インサイトを身に着けよう!

日ごろから業界だけでなく社会全体のメガトレンドに関心を持っていることで、キャリアの計算(今の時代に必要な経験・スキルの足し引きや掛け合わせ)ができ、リスク回避(どのような変化が起きた時にその会社や仕事を離れるべきか)ができるようになります。

社会人経験がある方ならお分かりの通り、これからの時代のキャリアの安定とは、会社に居座る能力ではなく、組織に頼らずに時代を生き抜ける能力のことです。

そのために、キャリア形成とリスクマネジメントは何よりも大切な能力です。

何をおいてもサステナビリティが重視されるこれからの時代のキャリア形成とリスクマネジメントに必要な能力や素養を『サステナブル・インサイト』(持続可能性に対する洞察力)と私たちは呼んでいます。

サステナブル・インサイトの磨き方

もっとも効果がある方法は、サステナブルな仕事や企業を選択する『就職・転職』と、サステナブルなスキルを身に着ける『リスキリング・アップスキリング(いわゆる学びなおし)』です。

しかし日本国内ではサステナブルとキャリアに関する情報はあまり見かけることが無く、適切な選択をするためには情報が不十分な状況です。

かりにいま、サステナブルなキャリアに一歩踏み出したい、と考えていたとしても何から始めたらよいのか分からない方も多いでしょう。自身、管理人もキャリアコンサルタントとしてそのような悩みを持った大勢の方から相談を受けてきました。

情報収集の始め方

サステナブルは扱うテーマが多様で、社会情勢の影響でトレンドもすぐに変わるため、何がメガトレンドになりえるのか、さらに自分のキャリアにとって何が重要か判断して行動にすることは、とても難しいと言えます。

例えばエネルギーに関してご紹介しますと、2011年以前(東日本大震災が起きる前)の再生可能エネルギーは日本国内では全く注目されていませんでした。特に今の若い世代の方では考えられないかもしれませんが、原子力発電こそが再生可能エネルギーの代表格であり、熱心に研究や開発がされていました。

東日本大震災が起こり業界は激変します。災害により原発再稼働の目途が立たず、政府は太陽光発電の大規模支援を進め、新会社が次々と立ち上がりました。また、日本政府の支援に目を付けた外資系企業もこぞって参入し、新電力売電ビジネスを手掛けるようになりました。

太陽光発電会社が一気に増え、当時は発電技術者の他にも、用地を確保するために金融や不動産の経験者や資格者の採用が活発となっていました。その勢いに続くようにバイオマス発電、風力発電が注目されるようになり、現在は開発から運転維持管理(O&M)が採用の主流となり、売電から自家消費発電を重視するような動きです。また、メガソーラーなどの急速な開発により検討や調査不十分なことで起きた災害や企業倒産も問題視され、環境影響評価や事業性評価のための発電予測シミュレーションの需要も高まっています。

そして2022年になり、ロシア-ウクライナ危機が起きたことやカーボンニュートラルの観点から再び原子力発電に注目が集まろうとしています。僅か10年の間でもエネルギー源や職種のトレンドは変化しています。

上記のように、政策的な変遷は省庁のデータを見ればわかるものの、個人のキャリアとサステナブルに関する情報は日本国内にはほとんどなく、参考となる経験談などの情報サイトも乏しいのが現状です。

多数の実務経験者が情報を提供

そこで、私たちサステナブル・インサイトの運営メンバーは、これまでの自分のキャリアで培った経験を余すことなく提供することで、サステナブルなキャリアをスタートする人たちの役に立とう、という想いから集結しました。

メンバーは全員がサステナブルに関わる職種(研究者、エンジニア、営業、経営、広報、コンサルティングなど)を経験しています。2022年12月現在で200名弱の社会人協力者が集まっています。

例えば、上記のエネルギーに関してもこんな体験をしたメンバーもいます。

運営者D
運営者D

40代 再生可能エネルギーのエンジニア

電気主任技術者、電気工事施工管理技士を保有

主なキャリア

東京電力で電気主任技術者として火力発電設備の維持管理業務に従事していたが、外資系の太陽光ベンチャーに転職。当時の事故後の会社対応に疑問。年収が減っても技術者としてとにかく動き出したい気持ちが先行。しかしFITが終了し事業性が乏しいと本国が判断し日本支社閉鎖。現在は地域循環をテーマに小規模で展開する地熱発電会社に就職し、発電技術だけでなく地域イベントの共催なども担当。新しいキャリアを発見。

運営者D
運営者D

日本のエネルギーの転換点を肌で感じるキャリアを歩んでいます。外資の撤退ではショックを受けましたが、今の地熱発電会社のキャリアはとても満足しています。当時何も行動していなかったら斜陽産業の技術者としてのキャリアしかなったと想像すると恐怖しかありません。あの時動いたからこそ今の自分があると思っています。

経験豊富なエンジニアリング業界以外にも、未経験から環境の業界に飛び込んだメンバーも多数います。

運営者S
運営者S

20代 サステナビリティコンサルタント

地銀退職後にイギリスの大学院に進学

主なキャリア

地方銀行に総合職として採用。個人・法人営業として働いていたが、昇進のためだけの試験勉強に時間を費やすことに疑問。世界の動きに取り残されたくないと思い一念発起して英国の大学院に留学し、サステナビリティと人権を学ぶ。現地の日系機械メーカーに採用され海外営業を経験し、帰国後に念願のESG情報開示を支援するサステナビリティ・コンサルタントに転身し活動中。

運営者S
運営者S

海外大学院に進学し、そのまま現地コンサル会社に就職したかったのですが言語の壁は高く、採用には至りませんでした。ただそこで出会えた日系メーカーで海外現地の商習慣を学べたことは今のコンサルティングにとても役立っています。地方銀行の退職を決めた時、同期にも上司にも強い引き留めをされましたが、コロナでなかなか留学しづらい状況になっている今を考えるとあの時に動いて正解だったと思います。

サステナブルのキャリアを選択した多様なメンバーのキャリア事例を参考とすることで、最良の選択をしてほしいと思っています。キャリアの相談をすると『失敗は大事』ということを言う人もいますが、間違った選択をして時間やお金、人生の無駄遣いとなることのほうが実際は多いでしょう。失敗したとしても次につなげるための最善を選びたいですし、何よりもあのとき行動したことは『正解』だった、と言えるような、キャリアの参考となる情報を発信していきます。

サステナブルな就職・転職

サステナブルな就活ノウハウ

サステナブルな仕事に就くためのノウハウをご紹介しています。転職・就職にはエージェントの活用が一番効率的です。しかしサステナブルな専門性を持った信頼できるエージェントやサービスはごくわずかです。メンバーの実体験から特にお勧めできるサービスや活動方法をマニュアルとして掲載しています。

おススメ求人ピックアップ

サステナブルな仕事の実務経験者の視点と、キャリアコンサルタントの視点で、大手就職エージェントや専門転職サイトが取り扱っている脱炭素・カーボンニュートラル・気候変動対策・ESG・環境・SDGsに関連する『サステナブルな求人』から、魅力的な条件を備えた特におススメできる求人をピックアップして紹介しています。

サステナブルな仕事図鑑

運営メンバーやキャリア相談者に行った結果から、サステナブルな仕事の実態把握に参考となるレポートを掲載しています。あまり世の中に参考情報が出ていない環境コンサルタントやESGコンサルタントの実際が分かります。

サステナブルな資格とスキルアップ

サステナブルな資格集

資格と言うのはスペシャリストの響きがあって憧れますね。サステナビリティの世界でも歴史のある環境問題や公害対策に関する技術系の資格や、エネルギー関連の資格、また、最近ではSDGsを意識したビジネス系資格など様々登場しています。環境やサステナブル、エネルギーに関連するテーマとした資格について、働き方や取得の方法、人事的な評価やおススメできるポイントなど、具体的な情報を掲載しています。

サステナブルな学び情報

脱炭素化を実現するための社会変革であるグリーントランスフォーメーション「GX」が新たなキャリアのキーワードとなっています。ESG、サステナビリティ、気候変動、生物多様性、SDGsなど、今注目のGXテーマに関する新たな知識やスキルが身につく学習情報を掲載しています。民間のコンテンツもありますが、大学のオープンセミナーが中心ですので、どなたでも安価に受講できます。スキマ時間を有効活用して日常的にに学びなおしの習慣をつけていきましょう。

サステナブルなキャリア事例集

【世代別】サステナブルなキャリア事例・相談事例

サステナブルな仕事って具体的にどんなものがあって、どんな人が働いているんだろう。関心を持たれた方は本記事をご覧ください。運営メンバーやキャリアコンサルタントである管理人がこれまで実際にカウンセリングを行った方たちのキャリア事例や悩み、ご相談事を、本人のご了解を得て匿名で掲載しています。大学生、20代の若手層から30代、40代以上と世代ごとにまとめていますので、自分に近い事例や目指したいポジションに近い事例を探してご自身のキャリアの参考としてみてください。

サステナブルなニュース&コラム

サステナ経済トレンド&コラム

日本経済新聞やWEBメディアから、サステナビリティ、ESG、SDGsなどがキーワードとなっているニュース記事をピックアップするほか、サステナブルインサイト内で実施したキャリアアンケートなどの結果から独自のサステナブルとキャリア関連のコラムをアップしています。

ご覧いただきありがとうございました。

その他にも扱ってほしい情報やコンテンツがあればお問い合わせください。 また、サステナブルな実務経験があり、若年層のキャリア支援にご協力いただける方も是非ご連絡ください。これまでにも企業規模、業界問わず、様々なサステナブルの専門家の方にご協力いただいています。

お知らせ

サステナブル領域のキャリアカウンセリング(オンライン)を対応いただける方を新規で1名募集しております。サステナブル領域の実務経験をお持ちで国家資格キャリアコンサルタントあるいは技能士検定資格をお持ちの方でご関心のある方はお問い合わせください。
現在、あおみへのキャリアコンサル相談は新規受付を休止しております。既存のクライアント様はこれまで通り実施させていただきます。新規受付の際には当サイトよりご案内いたします。
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