国連総会直前、2030年のSDGs目標達成へ向けた重要な節目であるSDGsサミットが、米国ニューヨークの国連本部で18日から2日間にわたり開催されました。新型コロナパンデミックからロシアのウクライナ侵攻など、多くの危機が発生し、SDGsは予定の軌道から逸脱していることが明らかになり、各国首脳は後退の兆候に警鐘を鳴らしました。
国連の報告書などによると、グテーレス事務総長は、169のターゲットのうち「軌道に乗っているのはたったの15％にすぎず、多くの目標が後退している」危機感を示しました。この危機的な状況の背後には、発展途上国と新興国への持続的な資金不足が大きな問題とされ、途上国への資金提供へのコミットメント、少なくとも年間5000億ドルのSDGs刺激策への明確な支持、そして効果的な債務救済メカニズムを含む政治宣言の採択を加盟国に訴えた。
(出典：UN Photo/Cia Pak、国連のオフィシャルサイトより)
