8月10日 サステナブル経済ニュース「次世代原発30年代に運転開始計画 他」

日経新聞やWEBメディアから、キャリアに役立つサステナブルな経済ニュースをまとめて解説付きでご紹介しています。Instagramでも動画で毎朝配信中です。通勤、通学前の朝の情報収集にお役立てください。

沖縄科学技術大学院大学、海水魚を育成し観光資源に

・沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究組織「海洋気候変動ユニット」は海の環境変化が魚に与える影響を調べながら、地元の沖縄県恩納村と地域交流を深めている。
・村内のホテルと進める「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」は、大学が飼育する海水魚のクマノミを海に放流し観光客が育成状況を観察するなど、新たな観光資源になりつつある。
(8/10 日経新聞)

OISTは公設民営型の私立大で研究も東大・京大をしのぐ世界レベル。常に地域貢献の実績も問われているからこそ生まれたアイデア。

②傘の単価3割高 豪雨対策・廃棄減意識、使い捨てのイメージ変化

・ビニール傘の年間廃棄は6000万本。にわか雨の時の急な利用が多く、「使い捨て」のイメージが強いビニール傘だが、コンビニなどで1本500~700円台の傘が目立つなか、従来品の2倍以上する高機能や環境配慮製品が支持を集めている。
・再生プラスチックを使った新しいビニール傘「サステナブレラ」の価格は1本1100円だ。
・小売価格はここ数年上昇傾向が目立つ。原料の樹脂のほか、国内外で人件費が上昇していることも一因。
(8/10 日経新聞)

環境や社会問題に配慮した購買動機は6%と一般意識はまだ低い。マーケティングにはコストメリットとの両展開が不可欠。

➂次世代原発で工程表案 経産省「30年代に運転開始」

・原子炉メーカーは航空機が衝突しても耐えられる性能や、炉心冷却で多数の手段を備えた原発の開発を進めている。
・経産省審議会は商用炉の初号機について20年代に設計を進め、30年代に建設し、運転開始するスケジュールを示した。
・現在の政府方針は原発の新設や建て替えをしないとしており、実現には政治判断が求められる。
・今夏の電力危機を受け、政府・与党内で原発の利用拡大を求める声は高まり、工程表が今後の議論の土台となる可能性がある。
(8/10 日経新聞)

原発は再稼働の方向。ただ廃炉にも技術と人材は不可欠なので、産業の先細りは避けなければならない。

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