本日のサステナブル経済ニュース【7/26】

日経新聞やWEBメディアから、キャリアに役立つサステナブルな経済ニュースをまとめてご紹介しています。

①近大生まれの魚を増やせ 水産研、新たな挑戦

クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功して今年で20年。2004年から出荷が始まった「近大マグロ」に続き、高級魚のクエやキャビアの新ブランドを立ち上げている。
原材料として規格外のマダイの稚魚を提供して作られた「近大ふりかけ」は廃棄されるしかなかった稚魚を、骨までしゃぶり尽くす取り組みだ。
SDGsに繋がる「獲(と)る漁業」から「耕す漁業」への移行が急がれる。
(7/26 日経新聞)

②大阪府、脱炭素の推進本部が初会合

おおさかカーボンニュートラル推進本部の初会合が25日に開かれた。電動車の早期普及やESG(環境・社会・企業統治)投資の活性化策などを検討する7つのワーキンググループを設置し、中長期的な戦略や具体策を検討する。
府は2030年度までに温暖化ガスの排出量を13年度比で40%削減する目標を掲げている。
本部長の吉村洋文知事は「25年の大阪・関西万博(国際博覧会)でカーボンニュートラルの新しい技術を披露する企業を後押ししたい」と述べた。

(7/26 日経新聞)

➂出光、アスファルトで脱炭素 原料にCO2

アスファルトやコンクリートは社会インフラの整備に欠かせない。課題は製造時に大量にCO2を排出すること。日本中の道路のアスファルトをすべて置き換えた場合、日本の一般家庭約17万世帯分の排出量に相当する年間約50万トンのCO2を削減できる。
土木や建築業界で二酸化炭素(CO2)を舗装・建設資材に閉じ込める技術の開発が進む。
(7/26 日経新聞)

④気候変動、健康や財産脅かす段階に 農業や水運でリスク

北極圏で最高気温32.5度は史上最高気温。日本でも東京で最高気温が35度を超える日が、6月25日から9日間連続で続いた。6月にこれほど猛暑日が連続するのは、1875年の観測開始以来、初めて。
氷河崩壊、森林火災が世界各地で起きている。気候変動は人間の健康、財産、生命を脅かす新たなフェーズに突入しているかのように見える。政治や経済に振り回されている間に、これまでの日常が取り戻せなくなることを忘れるべきではない。

(7/25 日経新聞)

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